前回、音楽に理解のある大家さんのおかげで、物件問題はクリアしましたが、ここからいよいよお金の問題です。
なぜなら初期費用だけで敷金礼金や不動産手数料などで諸々80万円近くかかり、また機材はほぼ揃っているものの、スタジオの改装費や何より収益が出るまで当面の運転資金としてまとまったお金が必要です。
そこで日本政策金融公庫から創業融資を受けようと考え、必要な資料がいくつかあるのですが、創業計画書なる物を作成しました。
と同時に、自営業でお店やっている人達に会っては融資の事を相談に乗ってもらいまして、その中でも僕の尊敬するさんさん食堂のマスターが、「使える補助金があるかもしれないから、一度商工会議所に行った方が良い」と教えてくれました。
初回はアポ無しで行き、職員の方が対応してくれました。補助金の事を聞きたくて行ったのですが、正直話の内容はイマイチ…ただそこで創業サポートを専門に提携している外部の方がいるので、予約して会ってみてはどうかとの事。
6月26日
創業サポートを専門にしているSさんと初回の打ち合わせ。初回の交渉失敗の経験から、今回の大家さんにも提出したプレゼン資料を見てもらい話を進めていったんですが…
僕のプロフィールで神奈川南足柄市出身なのを見たSさんが一言「どこの高校ですか?」と。僕は地元を出てから出身を聞かれると小田原と答えています。南足柄は伝わらなくても、まぁ小田原ならだいたい知ってると思うからです。
今回も「小田原の高校です」と答えようと思ったんですが、それだと小田原高校と言う実際にある地元で一番優秀な高校に勘違いされてしまうかもととっさに思い、笑
「ご存知の無いかもしれませんが、鴨宮駅と言う近くにある西湘高校です」と正直に言いました。
…するとSさんはニヤリと笑って一言。
「じゃあ君はボクの後輩だね」
え!なんと言う偶然!!!!
伊豆に来てから十年以上ですが、こっちの人と西湘高校の話題で盛り上がった事なんて初めてでした。
これには流石に意気投合。笑
初対面でしたが一気に距離が縮まりました。そして僕のスタジオ計画にもとても興味を示してくれて、
「公庫の前に銀行に申請してみましょう。公庫は貸したら終わりですが、商売で今後の事を考えると地元の銀行と繋がっておいた方が良いです。」
と次回銀行の融資担当者との面談を予約しました。
6月28日
地元の沼津信用金庫の融資担当者二名と初顔合わせ。明らかに二十代の若くて爽やかなお二人。でも軟弱な受け答えはせず、すごくしっかりしている。創業計画書と補足資料を元に話をして、次回は保証協会との面談を予約。その間にいくつか追加資料を用意しておきます。
7月12日
保証協会面談の前日。必要な資料の再確認。今回一連のやり取りの中で、資料の大事さを痛感しました。自分が何者なのか?何がしたいのか?どうゆう見通しなのか?話で伝えるより早いし、何より持ち帰って確認してもらえる事で齟齬なく話が進みます。
そして本日。
スーツとまでが言いませんが、今できる最大限に小綺麗な格好で挑んで参りました。
Sさんと沼津信用金庫のお二人と同席のもと、保証協会の担当者の方と30分ほど。融資希望額は180万円。
ほんとにSさんに出会えたおかげでかなりテンポ良く進んでいると思います。
が!融資はあくまで信用問題なので、テンポが良いからと言って過度な期待はできません。三年前には住宅ローンで情けない思いしてますし…
もちろん無事に融資審査通って、夏にはスタジオオープンしたいのですが、もし今回ダメだったらかなり挫けてしまいそうなので、常にダメだった場合の気持ちも想定している自分がいます。
とりあえずやれる事はやりましたので、あとは結果を待つだけです。
0 件のコメント:
コメントを投稿