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2016年8月21日日曜日

家族の風景

はじめに…もしよければ、この曲を流しながらどうぞ。


実家にて、父親の退職祝い会が行われました。

勤続50年、毎朝5時に起きて横浜まで通い続けた父親が、ついに退職しました。

まずは近所のお寺にある母方の祖父のお墓参り。
芥川賞作家の祖父の血が、こんな自分にも1㎜でいいから流れているのだろうか?


そして今村家にて、全員集合。


孫達から花束贈呈。母親、感極まる。笑



こうやって家族全員集まれる事が、素直に嬉しくも、同時に「全員が元気であと何回集まれるだろうか?」なんて事がよぎると妙に切なくなる。


父親72歳。息子4名。

長男44歳。娘1名、息子1名。
次男43歳。娘2名。
三男40歳。娘2名。
四男31歳。無し。笑

孫達の成長ぶりがすさまじい。
みんなでスイカ割り。


「結婚して孫の顔見せるのが一番の親孝行だ。その為だけでいい。」
唯一未婚の僕は、ワケありの三男から再三そう言われます。

「自分、自分、自分」じゃなくて、誰かの幸せの為に生きる人生っていうのも幸せなのだろうか?

そんな事を思いました。

でも家族って不思議なもんで、離れていると日々思い出す事もほとんどなく、連絡とる事も少ないんだけど、久しぶりに会うと、なんともこそばゆいような感じがしつつ打ち解けて、またそれぞれの日常へ帰っていく。そしてまた、個々の生活。

いつか自分にもそんな家族できるのだろうか?

いつまでも大人になれない自分。
いつまでも夢みたいなことばかり考えて、いつか報われる日がくるのだろうか。


2016年8月18日木曜日

夏の魔物に襲われた日

リア充とかなんとかアップしてから約3カ月。状況は一変しています。

まったくもって将来の展望が読めない。

何をしたいのか?何が出来るのか?自分の人生の何をどうしたらいいのか?
貯金も無い。スキルも無い。今の自分にできる事があまりにも少なすぎて、情けなくなってくる。

一体31年間何やってたんだろうか?
おまけに自分の身のまわりの人を傷つけ、物は壊れ、ほんとどうしようもない。

その歳その歳で思いは違えど、自分にとっての夏はなんとなくずっとそんな感じです。
でも今年が一番ヘビーな夏だなぁ…

そんな夏のどうしようもない気持ちに寄りそう名曲をお届けします。


まずはDJ野犬 aka KSN氏からの一曲。

森山直太郎「夏の終わり

DJ野犬いわく、「さすが、ざわわの息子」その一言に全てが集約されています。
ちゃんと聞いたことなかったけどいい曲ですな。今井浜で聞いて、またちゃんと聞きたくなりました。


続きまして、草野繋がりで…(笑)

スピッツ「遥か

のっけのフレーズ。
~夏の色に憧れてた普通の毎日~
草野マサムネ氏の天才っぷりはこうゆうとこにサラッと出ちゃう、そんな一曲。
おそらく好きな音楽が仕事になって、ミュージシャンととしてこれ以上ないくらい成功してるのにまだこんな気持ちが歌にできちゃうんだな~って思う。まぁ僕のその考え自体が凡人で野暮なんでしょう。
天性の声、きらめくギターアルペジオ、重くてしなやかなリズム隊、全てが正解の夏の名曲。


続きまして、天才繋がりで…

上田現「お祭り


この季節、日本の至るところで行なわれている小さなお祭り。そんな風景をリアルにそのまんま歌った曲を、これ以外に知りません。でも~風車のシルエットが絵本のようだね~なんてフレーズが日常に潜む非日常をまざまざと見せつける、さすがは天才奇才。
メジャーシーンでこんな事をこんな音で表現したミュージシャンは他にいないと思います。他にもそんな曲がたくさん。


全然関係ないけど、高校生の頃朝目覚まし代わりにタイマーでCDかけて起きてたんだけど、1年生の夏はなぜかこのRobinsonだったな~。部屋に差し込む強い夏の日差しを思い出す。

そして大学生の頃はスピッツ好きになりこのロビンソンにどハマりしました。

以上、夏の名曲特集でした。
来年も同じ気持ちなのかな。。

2016年8月17日水曜日

夏休み 2016

今年もやってきた大人の夏休み。
※当事者しか分からない内容でお伝えする事をご了承ください。

まずはKSN氏。
とりあえず伊東の町で呑む。


〆のラーメンを喰らっている間に反撃の狼煙があがる!


が、モンテローザに嫌われて解散。笑


翌日…


クーラーボックスいっぱいにビールを詰め込み、折りたたみ椅子を持って参戦。いつものスタイルです。

ちょうどよく滑り込んできたリゾート号に乗車し、海を眺めながら呑む。


到着したのは“奇跡のビーチ”今井浜海岸。


とりあえず陣取って、DJ野犬の音楽に浸る。ブラジリアンミュージックとJ-POPが軽快に混ざり合う。笑


そして“安全安心なファミリービーチ”の監視員としての職務を全うしました。
神話は神話のまま終わりました。笑

奇をてらわないセレクトが沁みる。

その夜…
HRKW氏と合流して、ナイスタイミングで地元の花火大会へ。
目の前で大輪の花が咲く。


「空に絵画を描く事に成功したのは、花火師くらいだ」という故 上田現氏の言葉を思い出す。

その後、伊東の町で呑む。
HR氏も合流し、独身四天王、ここに集結。


世界不思議発見ばりの風俗トークに花を咲かせ、解散。笑


翌日…


帰宅するKSN氏の高級車に揺られ、熱海へ。デニーズのモーニングを無心で頂く。



味噌汁と納豆で、原点回帰。

トド狩りに向かったKSN氏と別れ、HRKW氏と熱海のサンビーチへ。



お姉さんの自撮り棒を奪う。






夕方、体力気力の限界を感じ、退散。
とりあえず風呂に入りたい!という気持ちで吸い込まれた熱海の秘湯へ。

お湯が常軌を逸した暑さ!!
これは正気の沙汰じゃない!!!!
しかも蛇口が湯と水の二つしかないベテラン向け。笑



その後、台風と共に伊東へ帰還し、近所の居酒屋で一杯。のち、帰宅。

自宅で人生の作戦会議を開きつつ、打開策のないまま就寝。

…HRKW氏の強烈なイビキに惑わされつつ、3時就寝。9時起床。


翌日…


僕の出勤ついでに、HRKW氏を最寄り駅まで送る際の一言。

「年々悶々が増加してる」

そうなんです。
何も解決していないんです。

32歳を目前にして、こんなにも状況が変わらないとは思ってもみなかった。
もう少し大人になってると思ってた。

でもそんな心境を知ってか知らずかセミは鳴き、モクモクと雲は湧き出るのです。

強い日差しの陰に潜む「夏の魔物」を倒せずにいる、31歳の夏でした。